直感的で気軽に使える、寄り添ったイメージを伝えたい
タスク管理ツール「MOTHMOTH(モスモス)」のネーミングおよびロゴデザインの検討に感性AIアナリティクスをご活用いただきました。

MOTHMOTHは、83Design様のプロダクトデザインのノウハウから生まれた「直感的操作で誰でも使える」がコンセプトの新しいタスク管理ツールです。
一般的なタスク管理ツールの「操作が難しい」「見たい情報がバラバラ」といった課題を解決し、「全体を俯瞰できる一覧性」と「付箋のような直感性」にこだわった設計が特徴です。
ネーミングから感じる「易しさ」を定量化
サービスのネーミングを検討するにあたり、重視したのは「コンセプトが表現できるか」でした。
「複数プロジェクトを俯瞰できる一望感、直感的な操作の親しみやすさ、簡単さ、わかりやすさ」

ネーミング案に対して消費者が抱く印象を評価し比較分析することで、「ターゲットユーザーに明確なコンセプトが伝わるか」を判断軸とした客観的な意思決定を実現しました。
ロゴの視覚的印象と連想語も判断軸に
テキストとしての印象だけでなく、ロゴにした時にmossとMOTHのどちらがイメージに合っているかなどブランドイメージを統合的に分析しました。

また、ロゴを見た時に消費者が連想するイメージを連想語機能でも確認。
ネガティブなイメージが連想されないことも決定の後押しになりました。
株式会社83Design 山中海渡様より
価値として感じたポイントとして2点ありました。
一つ目は、客観的かつ多角的な視点を得られたことです。
私たちの直感と一致する評価だけでなく、社内だけでは決して生まれなかったであろう、新たな気づきや驚きを与えてくれました。
第三者の視点をすばやく参考にできたことで、議論が活性化いたしました。
二つ目は、感覚の言語化と評価を瞬時に行えることです。
クリエイティブな領域では、感覚的なイメージを言語化して「共有・評価」するプロセスに多くの時間を要します。貴社ツールは、多様な評価軸で私たちのアイデアを整理し、可視化してくれるため、これまで潜在的に考えていたことを明確に捉え直す、大変良いきっかけとなりました。
まとめ
サービスの顔であり、後からの修正が困難なネーミング選定。感覚に頼るのではなく、消費者の印象を客観的に評価することで根拠に基づいて意思決定が可能になります。
また、感性AIアナリティクスでは様々な観点での分析が何度でも可能なため、開発チームでの試行錯 誤を納得できるまで効率的に行うことができます。