“質感”の定量化で、あいまいな感性を設計条件に変える
感性AI MateriaLinkとは?
電気通信大学 坂本研究室の知財を基に開発した素材の質感を数値化して客観的に提示する「感性定量化技術」を活用し、素材の「触り心地」を定量化・データベース化。
コンセプトの曖昧なイメージから最適な質感表現や素材をデジタル上で探索していくことで、素材開発とメーカー・ブランドオーナー間の素材選定をスムーズにするマテリアルズインフォマティクスサービスです。
こんなお悩みありませんか?

素材メーカー
顧客の求めるイメージを正確に把握、社内で共通認識にしたい
経験と勘による素材開発~試作工程を効率化したい
自社素材データのデジタル管理、活用、分析をしたい

ブランドオーナー
イメージ通りの素材選定、プロダクト開発を行いたい
求める触り心地は「もっとふわふわ」。素材メーカーに伝わらない
素材を客観的に比較し、社内での決定をスピーディーに行いたい
感性AI MateriaLinkで解決へ
機能

素材の質感イメージを”オノマトペ”を通して定量化
素材の触り心地をオノマトペでモニターが回答する実験を行い、感性定量化技術をもとに質感を定量化。ポジショニングマップで可視化や比較ができます。


素材DB化 管理・分析
素材ごとの画像、実験データ、物性値、定量化された感性情報(触覚・視覚)等、あらゆる情報をデジタル上でデータベース化。データ活用や分析の効率アップに。


デザインサポート
曖昧なコンセプトやデザインなどのワード・テキスト・画像をAIが分析し、さまざまな表現に落とし込むことで、イメージを明確に共有可能。ムードボード作成から素材探しを一貫したイメージで行えます。

活用シーン


電気通信大学 坂本研究室の知財を基に開発

坂本研究室で培った感性を数値化・可視化するコア技術を用いており、長年の研究結果により得られた知見に基づく確かな技術です。

任意のオノマトペによる感性的質感の数値化
特許第5354425号,発明の名称:オノマトペのイメージ評価システム、イメージ評価装置、およびイメージ評価用プログラム
関連研究
・清水祐一郎,土斐崎龍一,坂本真樹:オノマトペごとの微細な印象を推定するシステム,人工知能学会論文誌,29(1), 41-52 (2014) ・Ryuichi Doizaki, Junji Watanabe, Maki Sakamoto: Automatic Estimation of Multidimensional Ratings from a Single Sound-symbolic Word and Word-based Visualization of Tactile Perceptual Space, IEEE Transactions on Haptics,10(2), 173-182.DOI: 10.1109/TOH.2016.2615923 (2017)

オノマトペ「もふもふ」のイメージ評価情報の例

素材DB化 管理・分析
特許第6573399号,発明の名称:音象徴語の感覚関連性分布図生成装置
関連研究
・Maki Sakamoto, Junji Watanabe: Visualizing Individual Perceptual Differences Using Intuitive Word-Based Input, Frontiers in Psychology, 10(1108), 1-8. DOI: 10.3389/fpsyg.2019.01108 (2019)
・Maki Sakamoto, Junji Watanabe: Exploring Tactile Perceptual Dimensions Using Materials Associated with Sensory Vocabulary, Frontiers in Psychology, 8, 1-10. DOI:10.3389/fpsyg.2017.00569 (2017)

形容詞対の位置とオノマトペの位置とを重ねて表示した感覚マップ

