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  • 管理者 感性AI

パッケージデザイン評価で重要な「軸」は?

更新日:6月7日


パッケージデザイン評価

商品の売り上げで重要な役割を担うパッケージ。パッケージは商品購入時に必ず目に入ります。また買った後も顧客の目に触れます。そのためパッケージは、長期にわたりブランドイメージをつくる重要な要素です。


デザインは「なんとなく良いから」など直感で決める場合もあります。しかし修正しているうちに「良いデザイン」がわからなくなることも。どのようなデザインが良かったのか?修正したデザインが良くなっているのか?わからなくなってしまうのです。


このような状況を避けるため、良いデザインの評価軸を設定することが必要です。あらかじめ評価軸を決めることで上記のケースを防げたり、スムーズに解決できたりします。今回はパッケージデザインの評価における「重要な軸」について説明します。



パッケージデザイン評価の「もっとも重要な軸」


パッケージデザイン評価におけるもっとも重要な軸は「短い時間で正確に、商品の利点や恩恵を伝えられるか」です。顧客がパッケージを見たときに、どのようなメリットがあるかわかることが大切です。



パッケージデザイン評価の「5つの軸」


また上記の軸をさらに細かく評価するために、次の5つの軸を決めることがオススメです。


① 目立つかどうか


1つ目の評価軸は、目立つかどうかです。商品が棚に並ぶと、周りには競合が数多くあります。その中で自社商品を選んでもらうためには、目立つパッケージであることが大切です。


② らしさがあるか


2つ目の評価軸は、らしさがあるかです。「らしさ」は、「カテゴリーらしさ」「会社らしさ」「ブランドらしさ」の3つに分けられます。3つの「らしさ」とは一体どのようなものでしょうか?


カテゴリーらしさとは、顧客がパッケージを見たときに何の商品かわかることです。「コーヒーらしさのあるパッケージ」「洗剤らしさのあるパッケージ」など、パッケージを見たときに何の商品かわかるデザインであることが大切です。


会社らしさとは、企業の商品パッケージにおいて統一感のあるデザインにすることです。顧客がパッケージを見たときに「あの会社の商品なのか」とわかるデザインにすることが大切です。


ブランドらしさとは、商品ブランドのパッケージにおいて統一感のあるデザインにすることです。商品ブランド内で統一されたパッケージであることが大切です。ブランドが狙うターゲット層などにより、パッケージデザインを工夫すると良いです。


このように「らしさがある」パッケージデザインが求められます。


③ コンセプトがあるか


3つ目の評価軸は、コンセプトがあるかです。商品のコンセプトをパッケージデザインに反映させ、顧客へ伝えることが大切です。また、競合商品とどのように違うのか差異を伝えることも大切です。「コンセプトが伝わる」パッケージにより、商品の価値を伝えられます。


④ アイデンティティーがあるか


4つ目の評価軸は、アイデンティティーがあるかです。パッケージの中に商品のアイデンティティーとなる要素があることが大切です。要素にはパッケージの色や、レイアウト、ロゴ、文字フォント、キャラクターなどがあります。これらを工夫することで、パッケージから商品のアイデンティティーを顧客へ伝えられます。


パッケージを含む「ブランド要素の作り方」については、こちらの動画で解説しております。感性AIのCEOである秋山が丁寧にわかりやすくお伝えしておりますので、ぜひご覧ください。

パッケージデザイン評価の資料

⑤ 経験価値があるか


5つ目の評価軸は、経験価値があるかです。「経験価値」とは、記憶に残る経験を生み出す表現や仕掛けを指します。パッケージにも商品を使った人が経験を生み出せるような表現・仕掛けが必要です。


経験価値があるパッケージの例として、かわいいパッケージのグミがあります。「グミのパッケージがかわいくて、SNSへ投稿したら友人と会話が盛り上がった」など、パッケージを通して特定の経験が得られます。


このような経験価値を利用したマーケティングを「経験価値マーケティング」といいます。経験価値マーケティングを利用して、消費者の生活が豊かになるよう感覚的・感情的なつながりを作り出すことが大切です。



評価軸検討のための具体的な手法は?


では5つの評価軸を、具体的にどのように検討すれば良いでしょうか?


1つ目の評価軸「目立つかどうか」はシェルフテスト(※1)が有効です。 自社商品と競合商品を並べた中で、自社商品が目立っているか調べられます。

※1シェルフテスト……陳列棚を再現し、パッケージなどに対する反応を調べるテスト


2・3・4つ目の評価軸「らしさがあるか」「コンセプトがあるか」「アイデンティティーがあるか」は、事前のアンケートが有効です。


アンケートでは、

「このデザインがされた商品を買いたいと思うか?」

「デザインからどのような商品をイメージするか?」

「このデザインがされた商品にどのような印象を持つか?」

などを聞くことでわかります。


5つ目の評価軸「経験価値があるか」は、事前に商品を試してもらい、フィードバックや評価を得ることが有効です。


アンケートの「商品にどのような印象を持つか?」など印象に関する項目については、AIによる結果の予測が可能です。もちろん、実際にアンケートを取ることも大切です。ですがアンケートには時間とコストがかかります。そこで、AIを使った予測も検討してはいかがでしょうか?パッケージに持つ印象をすぐ、手軽に調べたいときに役立ちます。



印象評価を予測する『感性AIアナリティクス』


『感性AIアナリティクス』では、パッケージデザインの色彩・模様にたいして「顧客がどのような印象を持つか」予測可能です。消費者データを学習したAIにより、デザインの印象を数十秒から数分程度で分析・可視化します。


パッケージデザイン開発に活用できる感性AIアナリティクスの詳細はこちら

パッケージデザイン評価のAIツール



『感性AIアナリティクス』でパッケージ選び


では、『感性AIアナリティクス』を使ったパッケージデザイン選びの手順をご紹介します。今回はレトルトカレーのパッケージを例にします。次のような手順で実施します。


手順1. 商品コンセプトを「テキスト感性評価」を使って印象評価する


手順2. デザイン案を「画像感性評価」を使って印象評価する


1. コンセプトを「テキスト感性評価」を使って印象評価


「テキスト感性評価」は『感性AIアナリティクス』にある機能のひとつです。テキストから抱く印象をAIにより予測できます。


ではパッケージデザインの印象評価をする前に、商品のコンセプトから基準となる印象項目を選びます。コンセプトから印象項目を選ぶことで、パッケージデザイン選びのときに、どの項目に着目すれば良いかわかります。


今回使うコンセプトは「口の中に広がる至福のスパイス、絶品カレー!」です。こちらを評価し、基準となる印象項目を選びます。


パッケージデザイン評価のAI結果1

こちらが結果になります。「明るい」「嬉しい」「温かい」「楽しい」の項目で印象が高いとわかりますね。評価項目は全部で43個ありますが、今回は「明るい」「嬉しい」「温かい」「楽しい」で数値が高く、これらをデザイン選びの基準とすれば良いです。


2. デザイン案を「画像感性評価」を使って印象評価


次に、デザイン案を「画像感性評価」を使って印象評価します。「画像感性評価」も『感性AIアナリティクス』にある機能のひとつです。画像から抱く印象をAIにより予測できます。

こちらが今回、印象評価をするデザイン案です。

パッケージデザイン評価のデザイン案

(左:パッケージ1 右:パッケージ2)


パッケージ1・2を「画像感性評価」した結果は次のとおりです。

パッケージデザイン評価のAI結果2

手順1で基準にすると決めた項目「明るい」「嬉しい」「温かい」「楽しい」の数値を見ると、パッケージ2より、パッケージ1のほうが高いですね。パッケージ1が「明るい」「嬉しい」「温かい」「楽しい」印象を持たせる可能性が高く、より適しているとわかります。つまり商品のコンセプトに合ったデザインはパッケージ1になりますね。


このように『感性AIアナリティクス』を使い、持たせたい印象に合ったパッケージデザインがどれかわかります。パッケージデザインが評価軸に沿っているか検討する際、ぜひ利用してみてください。

気になる方は以下のリンクより詳細資料をダウンロードいただけますのでご確認ください。


 

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