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改名でヒットした商品3選!



改名でヒットした商品


商品名の変更は時に驚くほどの効果を生むことがあります。実際にネーミングを変更したことで売上が大きく飛躍した事例を見ていくことで、売れるネーミングのポイントを考察してみましょう。



「モイスチャーティッシュ」→「鼻セレブ」 王子ネピア


今では有名な鼻セレブですが、1996年に発売された当初は「モイスチャーティッシュ」として発売されました。こちらは保湿ティッシュとしての特徴があるものの、商品名やパッケージの印象が弱く、売上が伸び悩んでいたそう。そこで、2004年にインパクトと高級感を兼ね備えた「鼻セレブ」という名称に変更すると、パッケージのインパクトと相まって売上が10倍以上にもなったそうです。

 

 

「カップカレーライス」→「カレーメシ」 日清食品


日清食品が2012年に発売した、インスタントカレーライス。こちらは発売当初「カップカレーライス」として発売されていましたが、最初からカレーのルーとごはんが混ざっているなど、カレーライスとのギャップがあるとの声が寄せられた背景もあり半年後に「カレーメシ」へネーミングを変更。カレーライスとは異なる、新しいジャンルとして押し出すために、「カレーメシ」としてリブランディングしたところ、売り上げも2倍になったそうです。

 

 

「 三陰交をあたためるソックス 」→「まるでこたつソックス」 岡本


靴下メーカーの岡本は、2013年に「三陰交をあたためるソックス」を発売しました。三陰交とは足の内側に位置するツボのこと。このツボを温める機能を持った冷え対策の靴下として、明治国際医療大学と共同開発した特許技術まで用いて開発しましたが、売上は不調に。

打ち合わせを重ねる中で「まるでこたつみたいだね」と意見が出たことから、「三陰交をあたためるソックス」から「まるでこたつソックス」に名前を変えたところ、売上は17倍以上になったそうです。

 

 

売れるネーミングのポイントとは?



改名のポイント


これら3つの事例から、売れるネーミングにはいくつかポイントがありそうです。1つはわかりやすさ。「三陰交をあたためる」と言われるよりも、「まるでこたつ」の方が多くの方にとって理解しやすく、その効果をイメージしやすいですよね。そのブランドを利用することで、どのようなメリットがもたらされるのか瞬時に理解出来ることが重要です。


その他に、売れるネーミングにはどんな要素があるでしょうか?この内容に関しては、こちらのホワイトペーパーで解説していますので、合わせてご覧ください。





ネーミングの印象法則講座


ネーミングの効果については、弊社COOである電気通信大学教授の坂本真樹がこちらで詳しく解説しております!









 

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