【感性AIアナリティクス新機能リリース】デザインの印象をユーザー独自の評価軸で分析できる「カスタム感性尺度」の提供を開始
- 彩椰 久保田
- 7月17日
- 読了時間: 2分
消費者データを学習したAIによって画像、テキストの印象を分析・可視化するwebサービス「感性AIアナリティクス」では、マーケティングリサーチの観点をもとにした様々な形容詞の尺度でパッケージデザイン、ネーミング、キャッチコピーの印象評価が可能でした。
新機能「カスタム感性尺度」で独自の観点でパッケージ調査
このたび新機能として、ユーザー自身で独自の印象評価尺度を作成し、それをもとに画像の印象を分析できる「カスタム感性尺度」をリリースしました。
ご利用いただくお客様からの「業界特有の言葉で評価したい」「自社ブランドが目指すイメージに合っているか測りたい」といった多数のご要望から実現した機能です。
「美味しそう」「自社ブランドらしさ」など、業界・ブランド特有の評価軸を定量化することで、競合他社との差別化ポイントや消費者インサイトの深掘りが可能となり、より戦略的なクリエイティブ設計に貢献いたします。

「カスタム感性尺度」では、ユーザーが評価したい尺度を設定し、尺度をイメージする画像データをAIに学習させ感性評価モデルを構築します。また、追加学習で評価精度を調整することで独自の感性評価モデルを作り上げることができます。
マーケティングリサーチへの活用
商品開発におけるパッケージの消費者テストでの評価項目は、業界や自社のブランド戦略によって異なります。
本機能により、『この業界の顧客は「先進性」を重視する』といった顧客インサイトに基づくマーケティング担当者の仮説や、「ブランドらしいデザイン」といった主観的な価値観を評価尺度として AI に学習させることで、定量評価できるようになります。
業界ごとの評価項目イメージ
食品・飲料メーカー:「美味しそう」「シズル感」「季節感」
化粧品・アパレルメーカー:「高級感」「透明感」「自社ブランドらしさ」
自動車メーカー:「先進性」「重厚感」「ファミリー向け」
8月21日(木)、22日(金)に東京ビックサイトで開催される「営業・マーケ DEXPO 東京’25」で新機能をお試しいただけます。
ニュースリリースの詳細は以下をご覧ください。
