ラダリング法とは? ラダリング法のお助け機能も紹介!
ラダリング法とは?
ラダリング法とは、消費者が持つ潜在的な(心の奥底にある)価値観を明らかにする手法です。
ラダリング法を使った調査では、消費者に「なぜ、それ(商品)があなたにとって重要か?」という質問を繰り返しします。これによって消費者が持つ潜在的な価値観がわかり、商品を購入した理由もわかります。
ラダリング法を使うメリット
ラダリング法の調査により消費者の潜在的な価値観がわかります。この価値観は消費者の真のニーズを反映しており、商品づくりや販売戦略の強力な指針になります。
またニーズに沿った商品やサービスができるため、心から満足してもらえます。そうすると商品を長く使い続けてくれるファンが生まれやすくなります。
ラダリング法の4つのステップ
ラダリング法で価値観を明らかにするまでに4つのステップがあります。「なぜ、それ(商品)が重要か?」と質問をすることでステップを進め、最終的に価値観を明らかにします。
ラダリング法の手順
ではどのような手順で調査を進めればよいでしょうか? 車のエアバッグを例に説明します。
まず消費者に購入の決め手となった商品の特徴(属性)を聞きます。その後「なぜ、それがあなたにとって重要?」と繰り返し聞きます。これにより潜在的な価値観を明らかにします。
調査の結果「家族が大切」という潜在的な価値観を持つため車を買ったとわかりました。
調査するには手間も……
ラダリング法は非常に効果的な手法です。ですが1対1のインタビューをする必要があり、調査や分析に時間がかかります。そこで活躍するのが弊社サービス『感性AIアナリティクス』の「連想語マップ機能」です。
ラダリング法お助け機能【連想語マップ】
「連想語マップ機能」を使うと単語から連想する語を予測できます。
ラダリング法では、消費者が答えた単語を繰り返し「なぜ重要か?」と聞きます。これは単語の連想に似ており、AIによる予測ができます。