【アンケート・口コミ分析版③】簡単!感性AIアナリティクスマニュアル
- 管理者 感性AI
- 3月17日
- 読了時間: 8分

アンケート・口コミ分析機能
感性AIアナリティクス にある基本的な機能の使い方とデータの見方(みかた)を、画像付きで丁寧にご説明します。
ここでは、感性AIアナリティクスの大きな機能のひとつである、アンケート・口コミ分析機能についてご説明します。
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アンケート・口コミ分析機能とは、長いテキストの傾向をつかむ機能です。テキストから感情を推定したり、特徴のある単語を抽出したりしてテキストの傾向をつかめます。

アンケート・口コミ分析機能にはいくつかの細かい機能があります。
1 テキストマイニング
1-1 まとめてお手軽分析
1-1-1 ワードクラウド
1-1-2 ポジネガ分析
1-1-3 係り受け分析
1-1-4 クラスタリング
1-2 個別分析
1-2―1 ワードクラウド
1-2―2 共起ネットワーク
1-2―3 係り受け分析
1-2―4 ポジネガ分析
1-2―5 クラスタリング
1-2―6 要約
1-2―7 類似文検索
今回は「1-3 2文書を比較」から「2-2 感性評価結果」までをご説明します。
1-3 2文書を比較
まずはテキストマイニング機能の3つ目の機能である2文書を比較機能についてご説明します。この機能では、テキスト内の特徴ある単語(※)に着目して2つのテキストを比べます。商品別・期間別の口コミやブランドのイメージを比べるときに役立ちます。
※ 2つのテキストを比べたとき、片方のテキストで特徴として見られる単語を指します
まずはテキストマイニングをクリックしましょう。

そうすると下の画面が表示されます。次に2文書を比較をクリックしましょう。

そうすると下の画面が表示されます。次にテキストを追加するをクリックしましょう。

そうすると下の画面が表示されます。次に①テキストを入力で2種類のテキストをアップロードします。TXT, CSVをアップロードをクリックしましょう。(※)
※ アップロードせず枠内への直接入力でもテキストを入力できます
※ CSVファイルは[CSV UTF-8(コンマ区切り)]形式のものをアップロードしてください。アップロード後、文と文の間にカンマが表示されますが、結果への影響はありません

今回は感性AIアナリティクスの説明文A・Bを、それぞれアップロードしました。次に②条件を設定で、結果に表示する単語の品詞と、除外する単語を設定します。

まずは品詞から設定します。対象の品詞の枠内をクリックしましょう。

そうすると品詞一覧が表示されます。結果に表示したい単語の品詞を選びましょう。

今回は名詞を選びました。これで品詞の設定は完了です。

次に除外する単語を設定します。枠内に除外したい単語を入力しましょう。

今回は「可能」を入力しました。これで「可能」は結果に表示されません。

また一般的に不要な単語を除外するにチェックを入れると、「私は」「と思う」などテキストの内容からさほど重要でない単語を除外して出現頻度を表示できます(※)。

条件を設定した後、最後に分析するをクリックしましょう。

そうすると結果が表示されます。

結果は3つに分けて表示されます。
それぞれ詳細をご説明します。
1-3-1 入力したテキスト
まずは入力したテキストです。ここではアップロードしたテキスト全文を確認できます。
テキスト全文を見るためにはもっと見るをクリックしましょう。

そうするとテキスト全文が表示されます。

1-3-2 片方のみの単語
次に片方のみの単語についてご説明します。ここでは片方のテキストのみにある単語を確認できます。

見方:左のテキスト1を見ると「感性AIアナリティクスの説明A」のみにある単語には「連想」「言葉」「パッケージデザイン」などがあるとわかります。一方右のテキスト2を見ると「感性AIアナリティクスの説明B」のみにある単語には「結果」「比較」「把握」などがあるとわかります。
単語にカーソルを当てると、その単語がテキストに何回出現したか表示されます。

見方:「連想」は「感性AIアナリティクスの説明A」に8回出現したとわかります。
片方のみの単語は、頻度グラフ(出現回数のグラフ)でも表示できます。表示タイプの枠内をクリックしましょう。

そうすると表示タイプ一覧が表示されます。頻度グラフをクリックしましょう。

そうすると頻度グラフが表示されます。

見方:テキスト2の結果を見ると「感性AIアナリティクスの説明B」に「結果」という単語は5回出現したとわかります。
1-3-3 各テキストの特徴語
最後に各テキストの特徴語についてご説明します。ここではテキストごとの特徴ある単語(※)を確認できます。
※ 2つのテキストを比べたとき、片方のテキストで特徴として見られる単語を指します

見方:青いグラフを見ると「感性AIアナリティクスの説明A」の特徴語は「キャッチコピー」であるとわかります。
またグラフにカーソルを当てると特徴語スコア(※)を確認できます。
※ 2つのテキストを比べたときに、どれぐらい特徴のある単語か数値で示したものです

見方:「キャッチコピー」の特徴語は約-0.35であるとわかります。
さらにワードクラウドでも表示できます。表示タイプの枠内をクリックしましょう。

そうすると表示タイプ一覧が表示されます。ワードクラウドをクリックしましょう。

そうするとワードクラウドが表示されます。

見方:左のテキスト1を見ると「感性AIアナリティクスの説明A」の特徴語は「キャッチコピー」「印象」「分析」であるとわかります。
2 アンケートのオノマトペで感性評価
次にアンケート・口コミ分析機能の2つ目の機能であるアンケートのオノマトペで感性評価機能についてご説明します。この機能では、自由記述のテキストからオノマトペを取り出し、感性の傾向を分析します。
まずはアンケートのオノマトペで感性評価をクリックしましょう。

そうすると下の画面が表示されます。

次に①オノマトペのリストを準備するでテキストをアップロードします。TXT, CSVをアップロードをクリックしましょう。(※)
※ アップロードせず枠内への直接入力でもテキストを入力できます
※ CSVファイルは[CSV UTF-8(コンマ区切り)]形式のものをアップロードしてください。アップロード後、文と文の間にカンマが表示されますが、結果への影響はありません

今回はケーキのレシピをアップロードしました。アップロード後、オノマトペを抽出するをクリックしましょう。

そうすると②オノマトペを感性評価にテキスト内のオノマトペが取り出されます(※)。
※ 手元にオノマトペリストがある場合①オノマトペのリストを準備するを飛ばし、②オノマトペを感性評価でファイルアップロード、または直接入力することもできます
※ オノマトペリストを確認して過不足がある場合はリストを編集してください

リストが完成したら最後に感性評価するをクリックしましょう。

そうすると下に結果が表示されます。

結果は2つに分けて表示されます。
それぞれ詳細をご説明します。
2-1 ワードクラウド
まずはワードクラウドについてご説明します。ここでは、オノマトペの出現頻度(出現回数)に応じたワードクラウドが表示されます。これによりどのオノマトペが多く出現し、少なく出現したのか瞬時にわかります。

見方:今回アップロードしたケーキの口コミでは「パリッと」「キラキラ」が多く出現したとわかります。ケーキのパリッとした食感やキラキラした見た目が特徴であった可能性があるとわかります。
また単語にカーソルを当てると出現回数を確認できます。

さらにワードクラウドではなく頻度グラフ(出現回数のグラフ)でも表示できます。表示タイプの枠内をクリックしましょう。

そうすると表示タイプ一覧が表示されます。頻度グラフをクリックしましょう。

そうすると頻度グラフが表示されます。

見方:「ちゅるん」は1回出現したとわかります。
2-2 感性評価結果
次に感性評価結果についてご説明します。ここではリスト内のオノマトペを総合した評価結果を表示します。

見方:絶対値が大きい尺度(±20を超える尺度)に着目すると、「明るい」「動的な」「庶民的な」印象を強く持たれる可能性があるとわかります。
またグラフにカーソルを当てるとデータの詳細が表示されます。

もしグラフを大きく表示させたい場合は、分布の最小値~最大値(外れ値込み)をクリックしましょう。

そうするとグラフが大きく表示されます。

さっそく使ってみましょう!
感性AIアナリティクスにはさまざまな機能があります。ぜひ試してみてください!
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