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  • 管理者 感性AI

BEAUTY × TECH 化粧品・日用品のAI技術

更新日:2023年5月12日


 
beauty tech 化粧品・日用品のAI技術

感性AIでは、国立大学法人電気通信大学の坂本研究室で培った知財を活用しながら様々なソリューションを提供しています。

今回は、BEAUTY×TECHと題して、化粧品や日用品に関するAI技術をご紹介します。

 


パーソナライズレコメンドを行う技術


現代は、パーソナライゼーションが当たり前に求められる時代へと突入しています。デジタルネイティブであるZ世代は、商品購買に「自分らしさ」に重きを置く世代であり、この動きはますます加速していくと考えられます。


こういった背景の中で、感性AIは個人個人の商品への感じ方である感性を可視化することで、商品のパーソナライズレコメンドを可能としています。

個々に異なるモノに対する認知の差異を、電気通信大学坂本研究室の知財技術を用いることで数ステップで把握し、個々のニーズにピタリと合った商品をレコメンドします。


個人の感覚にパーソナライズし化粧品をレコメンド
個人の感覚にパーソナライズし化粧品をレコメンド













新しい訴求表現を創造する技術


化粧品の使用感や使用後のイメージを表すのに、「さらっと」「つやつや」等のオノマトペは、その感覚を直感的にダイレクトに伝えることが可能です。しかし、慣用的なオノマトペでは真新しさがなく、思わず目に止めてもらう効果を発揮することができません。

そこで、感性AIではAIが独自の表現を創造してくれるシステムを開発しています。


例えば、化粧品の使用感に「するん」という表現を用いることがありますが、感性AIのシステムを用いると、「するん」に近しい表現としてこのようなオノマトペが出力されます。


「するりん」「しゅんるり」

「するするん」「すっるりするーん」


このような表現を元に、他社とは違い耳に残るコピーを作成することが出来ます。

こちらの技術に関しては、現在サービスとして展開中です。





ブランドネームの感性価値を可視化する技術


コスメ用品には、このブランドを使えば「かわいい女の子になれる」「自信を持てる私になれる」といった、そのブランドがつくりだす世界観を提供する役割もあります。そこで重要なのがブランドネームです。名前から直感的に感じられるイメージが、そのブランド価値に影響を与えるからです。

感性AIでは、このようなブランドネームの音韻から感じるイメージを、AIにより瞬時に可視化する技術があります。例えば、架空のブランド名「ルマーム」「ルマーミ」を比較すると「ルマーム」の方が若々しく癒される印象を与えることがわります。

ブランドネームのほかに、パッケージの感性価値を可視化する技術もあります。こちらはパッケージサービスとしての展開をしており、さらには、売り上げの数値などとの掛け合わせで予測への取り組みも個別コンサルで承っております。


化粧品のブランドネームをAIにより印象可視化




素材の質感のポジショニングを可視化する技術


私たちは、物を触った際に「さらさら」「ふわふわ」「つるつる」「すべすべ」など、オノマトペ(擬音語・擬態語)を用いてその質感を表現することがよくあります。実際に、形容詞よりもオノマトペの方がモノの微細な違いを表現できることが分かっています。

感性AIではこのような観点からオノマトペを用いることで素材の情報を収集し、さらに独自の感性評価AIを用いデータの統計処理をすることで、複数素材に対する質感の違いをポジショニングマップで分かりやすく可視化することが出来ます。


例えば、紙の素材に対する質感の違いを可視化したマップがこちらになります。自社素材と他社素材のポジションを把握することで、自社が取れているポジションを確認したり、また自社・他社ともに開発されていないポジションを見つけることなども可能になります。



感性AIの質感マップ




質感のシミュレーションを行う技術


日用品の開発では、開発の初期段階で完成品の質感のイメージを共有しておくことは、中々難しいです。そこで、早い段階からイメージをしっかりと共有することで企画の方向性を適切に検討できるよう、感性AIでは質感をシミュレートする技術を開発しています。

例えば、こちらはやかんとマフラーの求める質感イメージを画面上でシミュレーションしています。

こちらに関しては、シミュレートされたイメージを、実際に実現する物性値を算出する仕組みづくりのコンサルティングを行うことも可能です。


感性AIのBeauty tech




開発者と消費者の品質・印象認知の違いを可視化する技術


感性AIのBeauty tech

化粧品や日用品は、その使用感が重視される場面が多く、品質や印象の感じ方を研究し商品開発を行う場面が多くあります。しかし、長年その商品の印象の感じられ方を研究してきた開発者と消費者とでは評価が異なる可能性が十分にあり、開発者の認知する細かな違いまでも消費者に届いているとは限りません。


そこで感性AIは、研究開発を行う方と一般消費者とでどういった認知の差異があるのかを可視化するコンサルティングを行っております。開発者の意図は消費者にどれほど届いているのか、消費者は商品のどういった点に着目しているのかを明らかにすることが可能です。





 

感性AIではこのような技術を元に、HAPPINESSを実感できる社会を目指し

化粧品に関するDX推進のサポートをさせて頂いております。

ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。Facebookでも情報更新しています!




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