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【技術紹介】痛みに寄り添うロボット


人気アニメ映画の白くて大きなケアロボットをご存じでしょうか。


人の心と体を癒やすために生まれた優しいケアロボット。

彼は、主人公の男の子が部屋で足をぶつけて「痛い!」という言葉を発したとき、「1から10で表すと、痛みはいくつですか?」と、主人公に自分が感じている痛みを数値化させ、それに対応した処置をしようとしていました。


”痛み”は体の傷だけでなく、心にも感じるものであり、体温や脈拍など定量的な数値からは把握することができない主観的なものです。


”痛み”を相手にわかってもらうには、言葉にしないと伝えられません。

けれど、言葉を介すると、”痛み”がうまく伝わらないこともあります。


感性AIでは、国立大学法人電気通信大学の坂本研究室で培った知財を活用しながら

ものづくり、及びウェルネス分野に関する様々なソリューションを提供しています。

今回は、”痛み”を可視化・見える化する弊社技術を活用することで実現させていきたい

「人の痛みを共感し分かち合うことができるロボット」のイメージをご紹介します。

ロボットのメイン機能は、

①主観的痛み表現を多様な疼痛尺度で数値化

②比喩表現で痛みのイメージを共有

する技術により、

痛みや気持ちを可視化し共感してくれる機能です。


① 主観的痛み表現を多様な疼痛尺度で数値化

人は痛みを伝える時、「ズキン」「キリキリ」「チクチク」などのオノマトペで表現します。このオノマトペを性状分析し、定量化を行うことが可能です。


たとえば、

おなかが「キリキリ」と痛いと

おながが「ギューン」と痛いを

比較してみると、


「キリキリ」が比較的狭い範囲で小さく鋭い痛みであるのに対し、

「ギューン」は断続的に重く圧迫感・異物感を強く感じる痛みであることを、

数値で把握することができます。

このようにおなかの痛みの状態を見える化することで、

より正確に把握し、寄り添うことが可能になります。


② 比喩表現で痛みのイメージを共有

また、オノマトペで表現する痛みを、適切な比喩表現で言い換えることができます。

例えば、

「頭がズキンってするよ」、と話しかけた場合に、

「ハンマーで殴られたような痛みですか?」などと返したり、

「心がチクッとしたよ」、と話しかけたときに

「切り裂くような痛みですか?」などと返すなど

痛みのイメージを適切な言葉で言いかえることによって、

より相手に共感し、寄り添ったコミュニケーションを行うことができます。


そのほか、

・質感認知能力をはじめとしたフレイル予防に向けたトレーニング

・会話の雰囲気、ストレス状態の可視化

などの機能を搭載し、

人に寄り添い心と体を癒やすことができる、あたたかいロボットの実現を目指したいと考えています。


また、様々な形でご協業いただけるビジネスパートナー様を募集しております。

コミュニケーションロボットやみまもり・介護ロボット等を制作されている企業様などで

既存のロボットサービスの付加価値として興味のある方、

また、新規事業の検討として上記のような機能を持ったロボットやシステム制作に興味がある方、

ロボットに限らず、感性の可視化・見える化に関してビジネスへの活用にご興味がある方、

ぜひお問い合わせください。



弊社ではこのような技術等を紹介するメールマガジンを発行しています。 購読をご希望される場合は、Contactページからご連絡をお願いします。 Facebookでも情報更新しています!



~これまでの技術紹介記事~

・テキストデータからパーソナリティを推定

・直感的な言葉から食品の味わいを数値化、レシピ配合を算出

・テキストの内容を反映した色彩推薦システム

・コロナ危機を契機に注目度が高まる「医療面接支援システム」

Withコロナ時代のコミュニケーションに有用な「感性の見える化」

・ニューノーマルのオンライン営業や企業コミュニケーションに役立つ「印象の可視化」



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