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感性計測
人の感性情報処理の仕方について計測する感性計測方法には、心理学的方法、心理物理学的方法、生物学的方法の3種類があります。
〈心理学的方法〉言語による質問を行いその反応を調べます。代表的な方法がSD法です。反意語のある形容詞を質問紙の両極に置き、5段階や7段階で被験者に評価を行ってもらうことで多数の数値データを取得します。このデータをもとに様々な統計的解析を行うことで、感性情報処理について紐解きます。
〈心理物理学的方法〉行動観察による計測を行います。入力する刺激である物理量と、出力される反応である感性情報処理の結果の関係性を明らかにする方法です。例えば、金属の物理的な材質変化に対して、視覚的な印象がどのように変化するかといった関係性を明らかにします。
〈生物学的方法〉心の状態に応じて起こる脳や身体に生じる変化を計測します。中枢の変化には脳波(EEG)や事象関連電位(ERP)などを、末梢の変化には心電位(ECG)による心拍変動、筋電位(EMG)、眼球運動電位(EOG)など用います。
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