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オノマトペ
オノマトペとは「焚き火の燃える音」を「ぱちぱち」、「すずめの鳴き声」を「ちゅんちゅん」と表現するように、外界の音や動物の鳴き声・人の叫び声などを模した言葉である擬音語と、「きらきらして見える」の「きらきら」や「ふわふわした手触り」の「ふわふわ」のように、事物の様態を言語音によって象徴的に表す言葉である擬態語を総称したものです。
※擬音語・擬態語の分類は研究者や文献によって異なりますが、感性AIでは上記のように定義しています。
オノマトペの語源は古代ギリシア語の「オノマトペイア」であり、「語を創ること」「名付け」という意味でした。古代ギリシアでは名付けることの前提が事物の音声による模写だったため、オノマトペは「対象の特徴を表す音の響きで名前を付ける」という原義を持ちます。例えば、Swiftのガリバー旅行記(1726)には、小人のリリパット族(Liliputians)と巨人のブロッブ族(Brobdingnagians)が登場しますが、確かにリリパットの方が小さく、ブロッブの方が大きく感じられます。
無料ダウンロード資料では、基本的な解説からはじまり、
「実は日本語にはパ行で始まる単語はオノマトペしか存在しない」
「ひらがなとカタカナ表記で、オノマトペはどう異なるのか?」
といった様々な内容について詳しく解説しています。
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