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モーラ
モーラとは「拍」のことであり、例えば「ふわ」というオノマトペでは「ふ」が第1モーラ、「わ」が第2モーラ、に該当する。
日本語のオノマトペは多様に見えるが、その基本形は1モーラ、またh2モーラのものにまとめることができる。
【1モーラを基本形にもつオノマトペ】
さっ、ほっ、きゅっ、ぐー、きゃー、がーん、ぱーん、ぽんぽん、かんかん、ぎゃーぎゃー
【2モーラを基本形にもつオノマトペ】
ひた、ころ、ぼとん、どきん、こつん、にんまり、ばさばさ、ばたばた、からんころん、のらりくらり
上記のように、オノマトペは1モーラまたは2モーラの基本形を持ちながら、1モーラ2モーラのみで構成されるものは稀であり、オノマトペ標識と呼ばれる促音・撥音などが加わることが一般的です。オノマトペ標識の一覧と、それらが持つ意味は下記の通りである。
【オノマトペ標識】
(1)り : ゆったりした動き、動作の完了
(2)促音(語末) : 瞬時性、スピード感、急に終わる様子
促音(語中) : 強調
(3)撥音(語末) : 共鳴(擬音的なニュアンス)
撥音(語中) : (強調)
(4)母音の長音化 : 長い音、強調
(5)反復 : 音や動作の継続・繰り返し
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